YOSHIHIKO FUJII & ERI INABA ~漆彩~
開催日時 2021.11.23(火) – 11.28(日) 10:00-19:00(28日のみ17:00まで)
藤井嘉彦 YOSHIHIKO FUJII

家業である漆器業の修行のために、単身で中東・アメリカ・ヨーロッパを巡り、経験を積む。
その経験を活かし、漆器製品の輸出や百貨店での展示などを手がけるように。『漆塗りの技法をインテリアへ』という想いから、2001年に「塗り工房ふじい」を設立。
漆塗りという技術を、業界を超えて広めるべく積極的に活動している。
伝統に敬意を表しつつも、革新を恐れず新しいものを常々作り続ける、世界が認めた現代の漆塗り職人。彼の漆器は洋食器として活路が見出だされ、有名ホテルや人気の料理教室など、様々な場所で使われている。
数多の可能性を秘める彼の漆器から、今後も目が離せないだろう。
MAJO(マジョ)

見る角度によってさまざまな色を放ち、光によって変化する、独特な風合いのあるガラス漆器です。
古代塗り

漆器のイメージを色濃く残す仕上がりになっています。漆器の世界で使用される色は他業種の色味の使い方と違い、独特な色味の表現があります。
漆器では異なる色を何層にも塗り重ね、一つの色合いを表現しています。
PERLA(ペルラ)
漆器は傷付きやすく、繊細な扱いを求められる。という
一般常識を覆す新世代の器「PERLA(ペルラ)」
ぺルラは漆塗り作家 藤井嘉彦がつくる「ガラス」と「漆」を融合させた漆器と、
デザイナー 稲葉絵理の優れた感性が織りなす美麗且つ強固な洋食器です。
真珠を粉末状にしたパールペーストに染料を加えることで、様々な色彩表現を可能としました。
パールペーストと漆を混ぜ合わせた特殊漆樹脂をガラスの裏面から意匠つけすることで、ガラスの色付け技法では成しえなかったパール意匠を、漆器の技法で作り上げます。
コンセプト by 稲葉 絵理


真珠との繋がりが深い港町神戸のイメージを、
パールの質感と漆器の町黒江の伝統である淡の色彩で表現しました。
作品について
ロゴマーク
古来より漆器の世界に伝わる沈金を、独自なアイデアでガラスの中に埋め込んだ漆器の装飾技法にて製作しています。


特殊漆とパール粉


パールペースト
染料を用いてパールペーストを様々な色に染めあげます。


食洗機に対応
