ゲーリン尚子個展
「Visionnaire -幻視者-」
2023.11.23.thu-11.30.thu 11:00-19:00(最終日は17:00まで)
コンセプト
無垢の原型coreの再生と循環、場に集積する記憶の想念や時代性をテーマに平面、立体、インスタレーションでの表現活動をしています。
今回の展覧会Visionnaire (幻視者) ではデジタル化した直近過去自作に現在をフィジカルにペインティングする手法で「Visionnaire(幻視者)」というテーマを軸に時間の重なりが導く無形の要素の本質を探ります。
ゲーリン尚子
経済学部卒業後、銀行、広告の企画、アートディレクションなどの職歴を経て幼い頃より念願であったファインアートの勉強のため渡米、Corcoran School of Art:に学ぶ。N.Y.、イタリア、東京などでの発表を経て体調不良により作家活動休止。
2020年より発表拠点を関西に移しリスタート。無垢の原型coreの再生と循環、場に集積する記憶の想念などをテーマに平面、立体、インスタレーションなどで表現活動をしています。
経歴
主なデザインワーク
- Panasonic
- JR東日本
- 代々木ゼミナール
- 農林中央金庫
- JCB
- その他
主な個展
- 2011
- ■[Fragment of the memories] N.Y.C
- 2022
- ■[RE-BOOT] Gallery Art step
■[Haccou] gallery yongou - 2023
- ■[Dear Spring]abies firma
■[Source]pad gallery
主なグループ展
- 2013
- ■[EAST &WEST]Italy✴︎Bari市長所蔵
■TOKYO DESIGNERS WEEK 東京 - 2021
- ■[第49回現代芸術国際AU展]
■[Any Kobe with art 2021]超公募展
■Osaka international collection 2021 - 2022
- ■第50回現代芸術国際AU展
■[FESTART大阪2022 NAOS]pad gallery
■Any Kobe with art 2022 受賞者展
■[resonance]ギャルリーラー 銀座 - 2023
- ■現在美術絶体メンバーセレクション常設展
■Osaka international collection 2023
その他、イベント、グループ展多数
個展概説
薄く溶いた色味でキャラメリゼした表面を、フォークで突き、スプーンで掬いたくなる。
中身があるように、透けて見えて、奥の奥にまで辿り着ける気がする。ミルフィーユのように何層も重なった一番厚いところを、ナイフで切り分けて確かめたくなる。
本当はどんな姿をしているのか。キャンバスに散乱するさまざまな時間の狭間から、覗き込むのは誰か。否、私か?見えない何かが見えるかどうか、それは思い出から取り上げて大事にした回顧へ。
中身があるように、透けて見えて、奥の奥にまで辿り着ける気がする。ミルフィーユのように何層も重なった一番厚いところを、ナイフで切り分けて確かめたくなる。
本当はどんな姿をしているのか。キャンバスに散乱するさまざまな時間の狭間から、覗き込むのは誰か。否、私か?見えない何かが見えるかどうか、それは思い出から取り上げて大事にした回顧へ。