安井 源太展「Extreme」 2023.1.7.sat-1.17.tue

安井 源太展「Extreme」

安井 源太展
2023.1.7.sat-1.17.tue

レセプションパーティ

1.14.sat 18:00~

安井 源太(やすい げんた)

「惑わされるもの」をテーマに、何かのように見えて、何にも見えないもの、鏡にうつる実物のようで実物でないものを素材として用いて、曖昧な具象を描いている。
近年はガラスやアクリル板の裏面に描くことで、描画の手順を逆にした作品を、”ペインティング”の現在進行形を過去形にして「Painted」というシリーズで製作している。
その他、自分の意識とは無関係で、時に対照的な反応を示す人体と心の関係性に興味を感じ、人体や骨格をモチーフにして絵画やコンテンポラリージュエリーを製作している。

2012年に安井源太芸術研究所を設立し、2015年に京都市京北に移住し工房を構える。美術作品の制作から造形の受注製作などを行い、アーティストが活躍できる場は美術館や画廊だけに限られていない、という考えのもと、企業と連携し美術作家としての キャリアを生かした商品開発などを行っている。

受賞歴と主な活動

2005 大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業
2005 西宮市民展 市展優秀賞・絵画部門最優秀賞受賞
2007 個展 番画廊(大阪)
2008 「安井源太 / 北村章」二人展 Gallery wks(大阪)
2009 個展 Gallery 6c(西宮)
2012 安井源太芸術研究所 設立
2014 アートフェア「BAMA」(釜山)
2015 個展 Gallery 4(神戸)
2015 アートフェア「ULTRA」(東京)
2017 個展「Painted」Gallery 6(神戸)
2018 グループ展「日韓交流展」 Gallery Green House(釜山)
2018 個展「Mirror Scape」 Gallery Paw

展示作品

展示風景

個展概説

不安であること。確かであること。
閉じ込められた姿しか見えなくて、いや、元の姿なんてなくて、ああ、こんな形だったような。

オイルのような曖昧さを隙間なく塗りつぶされたとして、果たしてそれは明瞭たりえるのか。
反射した己は本当に自分であるのか。

反転から見えてくるのは、実用性と合理性からアップデートされゆく結果だろうか。
骨身に応える骨組みは骨ではないのか。

身近に存在しているのに存在していない気がして、いや、あるとかないとかじゃなくて、ああ、省みているような。
安定でないこと。不確かでないこと。

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